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使う人への愛情が伝わってくる
デジカメ遍歴最終ゴールの成功談
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新ビデオカメラの実写サンプルは
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2011年12月

2010年からの1年間で、デジカメは5台目、ビデオカメラは3台目と
なりました。

新しいカメラを手にした時の感動が、使う度に負担を感じると、徐々に嫌気が差して、手放してしまうというご経験をお持ちの方も多いと思われますが、本メーカーさんのカメラは何れも、導入後に箱を開けて、ストラップやバッテリーを装着して使い始めた段階から、各所に、開発ご担当者の方の、製品に対する愛情を感じます。

印象の代表的なものとしては、デジカメを購入した後に、真っ先に行う作業が、ストラップを取り付ける作業です。

今まで導入したデジカメは、いずれもストラップを通す穴が小さく、毎回購入後のその作業を思うと、ウンザリしたものでしたが、本機は、通す穴を大きく設計されている為に、全く苦痛を感じませんでした。

毎回、「カメラを設計されている方は、余程手先が器用な方ばかり」だと皮肉を込めて感じていましたが、本機の通し易いストラップの穴を設計された方は、恐らく「使う人への負担を出来るだけ少なくしよう」との「人への愛情」をお持ちなのでしょう。

私は常日頃、
「機械は、人の生活をより便利に豊かにする道具である。」
との思いを持っておりましたので、本機を設計された方の、並々ならぬ「人への愛情」を感じます。

私は幼少の頃、冬の冷たい水で手洗いする母が、ある日家に「洗濯機」がやって来てから、母の家事が劇的に楽になったのを覚えています。

更に、電気炊飯器や、冷蔵庫、テレビ等も含め、人々の暮らしを、より便利に、より豊かにしていった経緯も目の当たりにしました。

本機の様に、最初に好印象を持ってしまうと、他のことも全て良く見えてしまいます。

本ビデオカメラは、撮影時には、自動的にレンズカバーが開きますが、終了時に、自動では閉じなく、手で閉じなければなりません。

当初「何と使いずらい」のだろうと感じておりました。
が、しかし、
後から、「はっ」と気づいたのですが、設計された方は、恐らく、レンズの埃を掃除する際に、自動で閉じると掃除し難いので、敢えて手動で閉じる様に設計されたものだと好意的に理解致しました。

(本ビデオの使い勝手について、レンズカバーが自動的に閉じないとのネットでの書き込みは多く見受けられました。
もし、私の理解が正しいものであるなら、パンフレット等で、その点のご配慮に付いて、触れるべきだと思いますが、如何でしょうか)


■前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

両機のレビューに付き触れたいと思います。
(読み易いように箇条書きにしました。多くの皆様のご参考になることを願っております。)

■デジカメに付いて
特筆すべきポイント
1.操作が簡単で起動が早く、シャターチャンスを逃さないこと。
2.お任せオートで、大半の写真が上手に撮れること。
3.難しい撮影条件でも綺麗に撮れること。
3.野外でも見易い、液晶モニター。
1. 画質に付いては、色々な撮影条件下で、大変綺麗に撮れます。
オートモードにしておけば、撮影の失敗は殆どありません。

2. 本機はレンズカバーを開けることで、直ぐに撮影が出来ます。

過去に使ったデジカメでは、いずれも小さく押しづらい電源ボタンを押さなければならず、下手な写真でも、「ここぞ」という時に、かなりの頻度でシャッターチャンスを逃していました。
この直ぐ撮れる構造も「使う人への愛情」が強く感じられます。

3. 特筆すべき機能は、オートモードと直前に設定した、撮影モードをワンタッチで切り替えできるボタンが、シャターの直ぐ横に付いていることです。
私は、通常撮影と夕暮れ撮影を多く使いますので、「オート」と「高感度モード」を切り替えながら使っています。
この、ワンタッチで切替できる機能に、益々「使う人への愛情」を更に感じました。

4. 更に便利な機能が、好みの撮影シーン(人物、夜景、料理など)を前もって登録して置くことで、直ぐに呼び出せることです。
皆様もご経験がお有りでしょうが、毎回、トップメニューから深い階層を辿り面倒な設定するには閉口します。

5. デザインについて・・
再生ボタンの「▲」印に、敢えて緑色のスクリーン印刷を使っています。

大方の工業デザイナーの方は、本体色に出来るだけ近いグラフィック処理をしたがりますが、敢えて緑色に設計された、デザイナーの方に、並々ならぬ「人への愛情」と実力を感じます。

私は、パソコンのやり過ぎで目が悪いので、良くお風呂場で、シャンプーとリンスを間違えて使いますが、そのメーカーのデザインしたボトルは、本体色と近いグラフィック処理をしています。

この例などは、当のデザイナーの方は目が良いのでしょうが、目がよく見えない人もいることへの配慮・・
「人への愛情」が全くもって欠落しています。

優れたデザイナーの方は、製品の形状や、文字などのデザインは、使う人の為に存在するものだという観点から、より使い易く、優れたデザインを考え抜くことでしょう。

上記のボトルデザインをされた方や、それを監修される方は、まだまだ勉強不足だとの感を禁じえません。

余談ですが、本デジカメの直前に導入した別なメーカーさんの機種ですが、USBケーブルとオーディオケーブルを一体化していました。

私は、USBケーブルをUSBハブに差し込んで使っていますが、このハブが省スペースタイプの縦置き型の為に、重い一体型ケーブルを使う度にハブが倒れ、都度ストレスを感じました。

この事などは、一体型は便利な側面はあるのでしょうが、重いことが、どの様な使い方の時に不便かという「人への愛情」が無い、独りよがりの考え方だと言えるのでは無いでしょうか。
もう一工夫が望まれます。

6. 本カメラは総じて、「人への愛情」が感じられ、使う時に負担が少なく使い易く、本質的な写真の映りも良いので、都合3台を購入し、高齢な親にもプレゼントしました。

7. 日頃お持ちのデジカメに対して負担をお感じの方がいらっしゃいましたら、是非、本カメラをご検討ください。

■ビデオカメラに付いて
特筆すべきポイント
1.小さく、軽く、使い易いこと。
2.強力な手振れ補正と、高倍率ズーム機能が付いていること。
3.撮影の失敗を、事前にカメラ側である程度防いでくれること。
4.勿論、動画も静止画も綺麗に撮れること。
5.野外でも見易い、液晶モニター。
1. 画質に付いては、動画は最高画質より1ランク下の設定で撮影していますが、私の目的からは非常に優れた画質に感じます。

購入前に、ネットでの評判を参考としましたが、静止画に付いての書き込みは殆ど見つかりませんでした。

当初、静止画に付いては多くの期待をしておりませんでしたが、私の目的では、大変綺麗な写真が撮れます。

2. 「小さくて軽いと」いうことを、女性をターゲットとしてPRされていますが、「小さくて軽い」ということは、男女共に、ベネフィットとして感じるのでは無いでしょうか。

女性が主たるターゲットということは分かりますが、願わくは、宣伝において、もう少し男女を感じさせない工夫が有れば、世の男性の皆さんにも、その良さが伝わると思いますが、メインターゲットが曖昧になってしまうと、それはそれで、やりづらい面も有るのでしょう。

本ビデオカメラのメーカーさんは、他に男性に向けたモデルを品揃えとして、お持ちのようですので、敢えて客層を広げる必要が無かったのかも知れませんが・・

これも余談ですが、友人にビデオカメラの購入相談を頼まれ、その方は主に山登りでの撮影を目的としていましたので、手ぶれ補正が強力との触れ込みの、別なメーカーさんのカメラを考えていましたが、実機を確認したところ、その大きさに驚きました。
(一昔前の8ミリビデオを小さくしたような大きさでした。)

本ビデオカメラの補正も大変強力ですので、本体の大きさも考え合わせるると、本ビデオカメラの方が、友人にも、綺麗に撮れて、しかも、その使い易さに喜んで頂けることでしょう。

3. 風切り音を低減させる機能が、とても有効です。
以前使っていたビデは、いずれも風切り音が気になりましたが、本機では殆ど気になりません。
風切り音が大きく入ってしまうと、かなり気になるものです。

(強風時では勿論ある程度入ってしまいますが、この辺りは技術の限界に近いものと思われます。撮影者が、何らかの工夫をするべきなのでしょうね。)

これは、オーディオアンプの設計では、必ずと言って良いほど組み込まれる「ネガティブ・フィードバック」という技術(歪を低減させる為の考え方)の応用でしょうけれども、風の音のみを抜き出し、反位相波を作り出すという、相当、難易度の高い技術であろうことは、想像出来ます。

長くなりますが、これはアプリケーションソフトのプログラム回路(OSでも同様のことが有ります。)と同様で、風の音にも色々有るでしょうから、「こういう場合も有る、ああいう場合も有る」と、その組み合わせをも考慮すると無限大の対応が必要となり、出来るだけ多くの場合に対処したいのは、やまやまですけれど、その分回路が複雑になり過ぎ動作が遅くなりますので、ある程度の組み合わせに対応させることで妥協せざるを得なくなります。

4. ズームモターの音も殆ど入りません。
これも、前2機種では、かなり気になりました。

モーターですから音が出るのは当たり前と想像していましたが、きっと卓越した技術が、このことを解決しているのでしょう。

5. 私のカメラは「ホワイト」ですが、このカメラのカラーリングは大変お洒落です。「ショコラブラウン」などファッション商品にもよく見かける大変お洒落なカラーも有ります。女性がデザインされたのかも知れません。形状も含め卓越したデザイン力ですね。

6. 本機は、充電用のバッテリーチャージャーが付属していません。
カメラ本体での充電には抵抗は有りませんが、私は小さい自分専用の部屋の机の上にカメラを置き、ケーブルを近くの壁コンセントまで、床に這わせて充電していますが、コーヒー等を部屋に持ち込む際に、ケーブルに足を引っ掛け、カメラを床に落とす可能性も有りますので、チャージャーを購入しました。

皆様にはあまりお勧め出来る方法では有りませんが、純正品は高価ですので、所謂互換品を購入致しました。

これで、ケーブルに足を引っ掛けてカメラを落とすことが無くなり、一つのストレスから解放されました。


ここで豆知識です・・

チャージャーの様に、100VのACに直接接続する機械は、万が一ショートすると(これは、ACコードでも同じ)実験してみればお分かりになりますが、瞬時に発火します

(とは言っても危険ですので、自宅で実験することは止め、消防署などで実験をして貰うと良いでしょう。恐らく、年何回か啓蒙活動があることでしょう。)

例えば、コタツの電源コードなどを、常日頃踏みつけ痛めていると、断線仕掛り接触不良状態(抵抗が増す)になり、加熱し始め、やがて発火する危険が有ります。

また、良くタコ足配線が危ないと言われていますが、これは、住宅の電源コンセント廻りで、ブロック単位に15アンペア以上の電流を流せない為に、一つのコンセントに挿し込む機械の電流合計が15A近くになると、テーブルタップや、壁のコンセントなど皆、定格電流が15Aになっていますので、加熱し始めて、やがて発火する危険が有るということです。

7. 本機の手振れ補正は、手振れをある程度軽減してくれるので、私の目的では有用です。

が、
当然の事ながら、望遠時には、より手振れが生じます。
本機には、「手振れロック」という機能が付いていて、ある程度軽減されますが、ロックを掛ける場合に、タッチパネルのアイコンを押すのですが、ご承知のように、右手でカメラを持つ場合に、そこが支点になりますので、支点から外れた液晶画面を押すことにより手振れが起きます。

使っていて気付きましたが、動画撮影中には、右手でカメラを持ち、親指で撮影ボタンを押していますので、撮影ボタンを一段深く押してロックを掛けるという動作にされれば、同じ支点での動作になりますので、より手振れを軽減できるのでは無いでしょうか。
と、設計部外者の勝手な想像でした。

8. 本機は、内蔵メモリーを32G(ギガバイト)も搭載しています。
普通の使い方では内蔵メモリーのみでも十分ですが、私は更に32GのSDカードを足して使っています。
内蔵メモリーには動画、SDカードには静止画を記録しておりますが、当初の空きメモリーの状態で、動画モード時に約6時間、静止画モード時に約10,000枚の撮影データを記録可能です。

9. 静止画を保存するホルダーの考え方ですが\DCIMというルートホルダー下に、日別のフォルダーが作られます。
これは、これで、ある日付のファイルを探すのには都合が良いのですが、私はエクスプローラ(正確にはKobぷろという自作の2画面ファイラーを使用しています。)にて、画像ファイルを取り込みますが、32GのSDカードに記録して、必ずバックアップとして、データーを残しておりますので、延々と新しいフォルダーが出来て毎日何らかの写真を撮る場合に1年で365フォルダーが作成され、恐らく3-4年分は容量残がある為に、365×4年として、何と1,460ものホルダーが作成され、エクスプローラを起動した際に延々と下までスクロールしなければ、当日のフォルダーに辿り付けなくなります。

この設計の考え方は、恐らく付属ソフトでの取り込みを想定している為であろうかと思われますが、今まで取り込んだファイルファイルか否かを判断させて、新しいファイルのみ取り込む為には、全ファイルを照合させると、相当な時間を要する為に、フォルダーでの確認ロジックとしている為でしょう。

■ここから私ならこう考えたでしょう。
という部外者の勝手な想像です。

PTP接続の様にOS側で、全ファイルを照合させると呆れる程時間が掛かるよりは、優れた考え方かとは思いますが、エクスプローラなどで取り込む場合には、日別ホルダー階層の上位ホルダーを作成さえて、そこの下位ホルダーとして管理するという考え方も有ります。

例えば、\2011の様なホルダーを作り、その下位ホルダーとして日別フォルダーを管理をさせるようにロジックをお考えになれば、付属ソフトであろうが、エクスプローラであろうが、より使い易いインターフェイスになるのでは無いでしょうか。
文字が大きく見易い
2画面ファイルマネジャー Kobぷろ
Windows95をお使いになった方は、ご記憶にあると思いますが・・
「ファイルマネージャー」という「エクスプローラ」が登場する前のファイル管理ソフトは、上の画面と下の画面に別々なホルダーを表示させて、ファイルのコピーや移動が簡単に出来ました。

Kobぷろは上下2画面表示のファイルマネージャーとエクスプローラの良い所を合体させたようなソフトです。
しかも各画面とも最大で15ホルダーをお気に入りとして登録出来るので、デジカメの画像取り込みには持って来いの機能を備えています。

(デジカメの内蔵メモリーでもSDカード内でも、任意のホルダーを登出来ます。)

しかも圧縮解凍機能に加え、オンラインソフトの配布に使う自己解凍書庫も作成出来る機能が付いています。

ファイルのコピーや、移動、削除など、一度お使いになったら、便利で手放せませんヨ。

Kobぷろにご興味がお有りの方は、
ここをクリックしてください。


(Windows7でも正常に動作しています。
64ビット版では試していないので、動作は不明です。)

10. 私は、動画や静止画スライドショーにて動画を編集YouTubに投稿し楽しんでおります。

撮影や編集は下手ですので、面白い動画投稿ではありませんが、皆様も、その様な楽しみ方も有るという事例として、お時間お有りの時にでも、是非ご覧ください。

近いうちに本ビデオカメラで撮影したものを、投稿出来るのを楽しみにしております。

投稿動画は、ここをクリックしてください。


検索キーワード「Kob 散歩」でも見つけることが出来ます。

パソコンのモニターが16対9タイプですので、動画、静止画共に、現在16:9のアスペクト比で撮影しています。




■新デジタルカメラ静止画実写テスト
何れの写真も、16:9の元解像度 W4000×H2248を、解像度 W1366×H206に縮小、JPEG圧縮率80%にのみ補正しています。
他、明暗、色調、コントラスト、シャープネスは、一切補正していません。
風景_1

■新ビデオカメラ静止画実写テスト
何れの写真も、16:9の元解像度 W2304×H1296を、解像度 W1366×H206に縮小、JPEG圧縮率80%にのみ補正しています。
他、明暗、色調、コントラスト、シャープネスは、一切補正していません
「風景_1」は屋根瓦や屋根の落ち葉などの微細な再現性は画素数が倍以上のデジカメにはかないませんが、ビデオカメラとしてはかなりの描写力が有ると思います。通常の撮影ではビデオカメラ1台で足りますね。
「風景_2」は色味の再現性をご覧ください。
「風景_4」は「風景_3」を42倍で、高倍率ズームした写真です。
高倍率ズームでも、比較的画像の荒れが少ない実用性をご覧ください。
風景_1 風景_2
風景_3 風景_4
42倍光学ズーム(手持ち撮影)

デジタルズームを使えば
更に高倍率撮影が
出来ますが、三脚を
使うなどしなければ
なりません。


新たに導入したデジカメ写真の写りの良さに気を良くして、
久々に「デジカメ写真の印刷達人Kobぴく」を改良しました。
主な改良点は、スライドショー再生時に、音楽ファイルを
再生出来る様にしました。(再生ファイル WMA、MP3、MID、WAV)

作者は、今までPicasa 3にて、スライドショーを再生していましたが、Picasa 3では、再生中にマウスを動かすと、再生が一時停止してしまうのが煩わしく、従来から装備されていた、Kobぴくのスライドショー再生機能に、音楽再生機能を付加しました。

また、現バージョンではパノラマ再生機能を付加致しました。
これは、再生写真がパノラマか否かをKobぴくが判断して、パノラマ写真の場合に、例えば横長パノラマなら、縦幅は画面一杯に表示し、長い横幅部分を自動でスクロールする機能です。
結構便利で、まるで動画のような楽しみ方が出来ますよ。

デジカメ写真の印刷達人
Kobぴくは
ここをクリック


日本人にやさしい
DVDプレーヤーソフト
KobむーぶDVDは
こちら
日本語音声や字幕を自動選択する機能に加え、DVDのオープニングを飛ばして、本編より再生する機能など、痒い所に手が届ききったDVDプレーヤーソフトでは無いでしょうか。
シェアウェア版では、過去に観たDVDを100枚分レジューム再生します。
例えばアメリカTVドラマの「24」は現在「シズン8」までリリースされていますので、全てのディスクをレジューム再生出来るという強力なレジューム機能です。

更新日 2011/12/24 Kobロゴ